フエ1日目(その2) 「The One Coffee & Bakery」でバインミーのセット、洗濯屋、なんちゃって寿司、大音響DJ

前回の続き。

昼過ぎにフェの駅に到着。

駅の外に出た後、絡んでいくるバイタクのオッサンを振り切り、市街地に向かって歩く。
グーグルマップで見てみると、予約してあるホテルはフエの市街地の反対側の端だが、距離は2kmくらいだ。

市街地に沿って川が流れており、川沿いの公園の中を歩いた。
川の名称は英語名で”Perfume River”、漢字では「香江」になる。
この川が世界遺産のフエ王宮と市街地を隔てている。

市街地の中ほどのカフェ・レストラン「The One Coffee & Bakery」で昼食を取った。

フエのカフェ・レストラン「The One Coffee & Bakery」での昼食

フエのカフェ・レストランでの昼食

このバインミーは20,000VND(100円)で美味しい。
価格はリーズナブルで居心地が良い、高コスパのカフェである。
グーグルマップ上の口コミで高評価なのも納得だ。

道路を隔てて向かい側には、ベトナム最大のコーヒーチェーン店「ハイランズコーヒー」があるが、ダナンで何度も利用したので別の店に入りたい。
ただそれだけの理由で訪れた店だが、大いに満足し、幸先いいスタートだと気を良くした。

ちなみに、バインミーのベトナム語表記は「Bánh mì」である。
カタカナで表記するならバンミーになるはずだ。

それがバインミーになる理由は、ベトナムに来てからずっと不思議に思っていたが、このサイトの推論を読んで納得した。
声調言語は本当に難しい。

前日の夜にダナンで予約した、今日の宿泊先である「ホン ティエン ルビー ホテル」に到着したのは15時近くだった。

フロントでチェックインを申し出ると「まあそこのテーブルに座ってくれ」みたいに言われ、ロビー(と言っても5メートル四方くらいのスペースだが)のテーブルに座る。

しばらく待っていると、お茶と果物が出された。
その後しばしフロントのスタッフ(このホテルは家族経営)と世間話。

チェックインの手続きが終わると、スタッフが荷物を持ってくれて部屋を案内された。
料金は安宿の価格帯だけど、ポーターのサービスもしっかりしますよと。

どうもこういう「サービス」がこのホテルが売りにしている「ホスピタリティ」のようだ。
そこらの安宿と違ってチェックイン手続きの流れ作業をするだけではないんだぞと。
この「ホン ティエン ルビー ホテル」に関するホテル予約サイトやグーグルマップでの客のコメントの読んでみても、それが伺える。

しかしながら、男の一人旅でそういうのは、かえって面倒なだけだったりする。
まあ西洋人の宿泊者にとっては、地球の反対側での異文化交流で楽しい体験なのかもしれないが。
もしここがベトナムではなくフランスやコロンビアだったら、自分もそういう気になるのかもしれないが。

チェックイン後、時間があったら王宮の方に行ってみるつもりだったが、もう夕方近くなので、今日は情報収集だけにする。

洗濯物が溜まってきたので、グーグルマップで”laundry”を検索すると、ダナンでお世話になった”Windy Laundry”はないが、ホテル近くに”Laundromat”というクリーニング店がある。
ドミトリーが集積している路地裏に位置し、価格も1kgで17,000VND(85円)と安く、旅行者の口コミ評価も上々だ。
明日の朝イチで、溜まった洗濯物をまとめて持ち込もうと決めた。

夕ごはんを食べる場所をグーグルマップで探す。
世界遺産の王宮の街らしく、王と女王の寸劇が見られるレストランなどもあるようだが、何かと面倒くさそうなのでパス。

いくつか良さげなレストランを見つけたが、決めかねているうちに、なんちゃって日本食レストランが目に入る。
たまにはこの手のレストランを試してみるのもいいだろうと思い、店内に入って地元ビールと無難なサーモン系の巻き寿司と天ぷら(?)を注文した。

出てきたものは以下である。

世界遺産の街フエの日本食レストランのサーモン寿司と現地ブランドのビール

フエの日本食レストランのサーモン寿司と現地ブランドのビール

サーモンは世界共通ノルウェー産なので、味も世界共通。
わさびと海苔は日本のスーパーで売られているものと同じ、巻き方は写真の通り、サランラップを巻いて手で押し固めると(実際そのようにして軒先で作っていた)こうなるだろうなという感じのもの。
醤油がドロっとしていて塩分控えめなのは現地向けに売られているものだからか。

世界遺産の街フエの日本食レストランのエビフライ

フエの日本食レストランのエビフライ 「フライ」という英語を天ぷらだと思い込んでしまった

海老の天ぷらを頼んだつもりだったが、エビフライだった。
中濃ソースとマヨネーズと甘辛ソースで食べなさいと。

ビールは価格の割にうまい。
今回のメニューの中で一番気に入った。

この店の推薦メニューは以下。

世界遺産の街フエの日本食レストラン おススメのメニュー

フエの日本食レストラン おススメのメニュー

“COMBO SASHIMI”(日本で言うところの「刺身の盛り合わせ」)の価格が”359->298″となっているが、これは下3桁のゼロが省かれている。

つまり実際の価格は1,000倍であるが、日本円に直す場合は単に5倍すればいい。
なので、”COMBO SASHIMI”の価格は298の5倍で、約1,500円ということだ。

日本のシーフードがいかに高コスパなのかが分かる。

フエの日本食レストランのドリンク・メニュー

フエの日本食レストランのドリンク・メニュー

注文したビールはHudaで、12Kという表記も同じく下3桁のゼロ3つを省いた表記法で、日本円では5倍した価格60円である。
サッポロやハイネケンもあるが、価格差2倍の味の価値があるのかといえば、答えはノーだ。

酒はSakeとして瓶売りされているが、注文する人はいないだろう。
UMEHAJIMEというのは梅酒かもしれない。

店を出た後、ダウンタウンの「ごっつええ感じ」のミスターベーターの決め台詞を思い出してしまったが、グーグルマップを見ると客の評価は上々のようだ。

店内にも西洋人の旅行者グループがいたし、もはや日本食は良くも悪くも海外で料理のジャンルの一つとして完全に確立したと言える。
日本の中華料理店(その辺のオヤヂが自宅を改築してラーメン、チャーハン、餃子を見よう見まねで作っている)と同じだが、違うのは、それがローカル客だけでなく旅行者(とりわけ西洋人)にも受けているという点だ。

やはり日本食は日本で食べるのが、味の点でもコスパの点でもいい。

ホテルへの帰り道を歩いていると、バックパッカーが集まりそうな店が集積している通りが歩行者天国になっていて、”TOKYO BBQ”というオープンエアのDJレストランが大盛り上がりだった。

客はローカルが半分、旅行者が半分といったところか。

周辺の寒村から刺激に飢えた若者が集って来ているようだ。

路地裏を歩くと、西洋人の男がローカル2人組から包み状の粉末を渡されて、急かされながら鼻から吸い込んでいた。
西洋人が多く集まって長居する場所につきものの光景だ。

世界遺産が表の顔なら、こっちはこの街の裏の顔だ。
おそらく安い置屋街もどこかにあるのだろう。

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