ホーチミン4日目→バンコク1日目(その1)ノックスクートのチェックインカウンターでトラブル発生

1月10日、ホーチミン4日目→バンコク1日目。

予定通り7時に起床し、荷物を持ってフロントに行き、朝食を摂ってチェックアウトをしようと手続きを頼んだが、従業員から身振り手振りで拒否された。
チェックアウトの操作ができるのはマネージャー(女)だけで、彼女はまだ出勤してきていないとのことのようだ。

彼は英語を全く話さず、英語を話すのも彼女だけなので、彼女がいないと事務手続きは全く進まない。
しかしこちらの要求だけは伝わったので、朝食は持ってきてくれた。

フエで乗ったタクシーの運転手もそうだった。
庶民階層のベトナム人は簡単な英単語も知らない。
ベトナム語は日本語のように野放図に英単語を借り入れているわけではないのだ。

逆に言うと、カタカナ語として数万語に及ぶ英単語を借り入れて日常的に使っている日本人が英語を話せないというのは、異様な光景だと言わざるをえない。
わざわざ義務教育の英語の授業で英語を話せなくなるように仕込まれている実にマヌケな国だ。

朝食(フォーと牛乳とバナナ)を食べていると、バイクに乗ったマネージャーの彼女が現れ、慌ただしく英語を話せない男に指示を出し、チェックアウトの処理に取り掛かる。

女が有能で勤勉なのは東南アジアに共通して見られる特徴だ。

マネージャーはPC作業を続けながら、中二階に住み込みで客室清掃の仕事をしているおばさんを部屋のチェックに行かせた。

しばらく待っていると、部屋に置き忘れていた100均サンダルを見つけて持ってきてくれた。
正直ないい人だ。

恐縮して礼を言った。

ホテルを後にして路線バス152番のバス停に向かった。
行き(空港→市内)は空港専用バスの109番だったが、帰り(市内→空港)は本数の多い路線バスの152番を使う。
料金も5,000VND(25円)で格安だ。

10分ほど待ってバスは到着(7時40分頃)、余裕で座れた。
市街地は既に軽めの渋滞になっていた。

市内から市外へ出る方向なら朝の通勤時間帯でも道は空いているだろうと考えていたが、やや甘かった。
空港に着いたのは8時20分頃だった。

終点のバス停に降り立ったものの国際線の出発ロビーの場所が分からず、しばらく辺りをさまよった。
15分ほどネットで情報をあさって歩き回り、降りたバス停の場所が国内線のターミナルの近くであることに気づく。
ローカル路線バスで空港に行く以上、こういう事態が起こるのは致し方ない。

階段を登って2階に移動し、ノックスクートのカウンターでチェックインしようとすると、係員から出国チケットの提示を求められた。
この時まで全く知らなかったのだが、タイ入国において日本人は、ビザは免除されているが、出国の航空券は必須なのだ。

タイは日本人に人気の海外渡航先なので、そういった面倒なイミグレーション規則もないものだと漠然と勝手にイメージしていた。
その場で出国の航空券を買うか、バンコク行きのフライトをキャンセルしかなくなった。

係員からは「9時までにチェックインしないと飛行機には乗れない」と告げられた。
既に8時40分を過ぎていた。

チェックインカウンターを離れ、今後の予定をどうしようか考えた。
そもそもの旅の目的は、年末年始を日本で過ごしたくないというものだったわけだから、それ自体は既に十分に達成されている。

旅のもう一つの目的は、マンネリ化した生活で何事にも消極的になっていたので、海外旅行に出て気分を一新したいということだった。
その目的もある程度は達成されていたし、このままダラダラと東南アジアの旅を続けても同じことを繰り返すだけになる気もしていた。

数日間バンコクで過ごした後、いったん日本に返って仕切り直すことにした。
急いでスカイスキャナーの画面でバンコク→成田の便を予約(同じノックスクートの航空券、Ctripで購入)した。

チェックインカウンターに行って画面を見せるが、航空券の番号が未だ発行されていなかった。
Ctripはスカイスキャナーの運営元なので、他のオンライン旅行代理店で買うよりもデータ連携の処理が速いはずだが、それでも直ぐには反映されないらしい。

  • スカイスキャナーと航空会社(ノックスクート)のデータ連携が完了していないだけ
  • 実際に航空券を購入したことは画面を見れば明らか(アプリの設定で英語の画面に切り替えて係員に提示)
  • 遅くても数時間後には番号が表示されるはずだ

こんな説明を(英語で)必死に行った。

係員からはかなり食い下がられたが、最後は折れて、バンコクの入国審査で航空券の番号を提示するように言い残し、チェックインを認めてくれた。
時刻は9時5分前だった。
杓子定規な対応をする係員だったらアウトだったかもしれない。

手荷物検査を済ませて出国審査後、余ったベトナム紙幣を使い切ろうと思い、フードコートを探したが、搭乗ゲート付近には飲食店がなかった。
しばらく歩き回って3階に上がってみると、ファストフード系のレストランが固まって存在していた。
手持ちのベトナム紙幣の全額に近いハンバーガーのセットを注文して窓際の席で食べた。

搭乗ゲートに行くと、チェックインカウンターで食い下がられたノックスクートの係員が乗客を機内へ誘導していた。
LCCの従業員はどこもそうだが、一人で多くの仕事をこなす。

午前中の便であったが、10分ほど遅れて飛行機は無事に離陸した。
機内の乗客を見ると、富裕層のベトナム人が大半のようだった。

隣りに座ったベトナム人のオッサンが片時も止めることなく貧乏ゆすりを続ける。
沈思黙考や感情の抑制というものを習わずに大人になる。
東南アジアの男の悪しき特徴だ。

長くなったので、2つに分ける。

コメント

タイトルとURLをコピーしました